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ハウスクリーニングの相場はいくら?間取り別・清掃箇所別の相場と見積もり判断のポイント

「ハウスクリーニングを頼みたいけど、いくらが普通なのかわからない」 初めて業者を探すとき、多くの方がここで悩みますよね。 高すぎる見積もりで損をしたくないですし、安すぎて雑な作業をされるのも避けたいところ。


この記事では、間取り別・清掃箇所別に相場を整理し、見積もりが妥当か判断する基準をわかりやすく解説します。 納得して依頼できるよう、一緒に整理していきましょう。

ハウスクリーニングって、業者ごとに金額が違いますよね。この見積もりが相場なのか分からなくて…

そうですよね。定価がないので迷いやすいですが、間取りや清掃範囲を基準にすれば、相場内かどうかは見えてきます。

小原 匡人

早稲田大学国際教養学部卒。
その後、ハウスクリーニング専門ポータルサイト「おそうじ合衆国」の立ち上げに参画。公益社団法人全国ハウスクリーニング協会が主催する「ハウスクリーニング技術研修会」へ積極的に参加し、ハウスクリーニング業者との密接な関係構築・情報交換に努めています。収納や清掃をテーマに、様々な記事の監修・執筆にも関与。ハウスクリーニングアドバイザー取得。

ハウスクリーニングの料金相場の目安はどれくらい?


ハウスクリーニングの料金は、「〇〇円が正解」と一言で言えるものではありません。 金額は、間取りや清掃範囲、汚れ具合など、複数の条件が重なって決まります。 そのため、見積もり金額だけを見て「高い」「安い」と判断するのは、少し危険ですね。


ただ、ポイントを押さえれば、相場内かどうかは十分見えてきます。 間取りや清掃範囲、そして汚れの状態。この3つを基準に考えると、「この見積もりは妥当か」「安すぎて不安じゃないか」と判断しやすくなります。


まず知っておきたいのは、ハウスクリーニングの相場は大きく2つに分かれるということ。引越し前後の空室の丸ごと清掃と、住みながら依頼する在宅での部分清掃です。 この違いを押さえたうえで、条件別の相場を見ていきましょう。

ハウスクリーニングの見積もりって、何を基準に見ればいいんですか?

間取りと清掃範囲、それに汚れ具合ですね。この3つを押さえれば、その金額が相場内かどうかは判断できます。

間取り別|ハウスクリーニングの料金相場 


間取り別の料金相場は、見積もりが妥当か判断するための大切な基準です。 引越し前後の空室清掃では、相場感を知っているだけで不安がぐっと減ります。 まずは、間取りごとの目安を押さえていきましょう。

1R・1Kの相場

1R・1Kは、ハウスクリーニングの中でも特に依頼が多い間取りですね。 相場の目安は2〜4万円前後で、この価格帯に収まるケースが多く見られます。


この金額に含まれることが多いのは、キッチンや浴室、トイレ、洗面所などの水回りに加え、床や簡易的な窓清掃といった「一式清掃」です。初めて依頼する方にとって、ひとつの基準になりやすい内容と言えるでしょう。ただし、エアコンの内部洗浄や、長年蓄積した水垢・油汚れは別料金になることもあります。


そのため、1R・1Kで5万円を超える見積もりが出た場合は、エアコン分解洗浄や特殊清掃が含まれていないかを確認しておくと安心ですね。金額だけで判断せず、作業内容までしっかり見ていきましょう。

金額だけ見ると、高いのか安いのか分からなくて…

そこが一番迷うところですよね。1R・1Kなら相場はある程度決まっているので、作業内容と一緒に見ていくと安心です。

1LDK・2DKの相場

1LDK・2DKのハウスクリーニングは、3〜6万円前後が相場の中心になります。 1R・1Kより部屋数が増えるため、床面積や窓、建具などの清掃量が多くなり、料金も高くなりやすいですね。


この間取りでよくあるのが、「業者によって見積もり金額が違う」というケースです。不安に感じるかもしれませんが、理由が分かれば納得しやすくなります。清掃範囲の考え方が業者ごとに異なるからです。


たとえば、収納の中まで掃除するか、ベランダ清掃が含まれるか、ワックス仕上げを行うか。こうした違いだけでも、1〜2万円ほど差が出ることは珍しくありません。金額だけで比べず、「どこまでやってくれるのか」を確認していきましょう。それが後悔しない依頼につながります。

1LDK・2DKでも、業者によって金額が違うのは普通なんですね。

そうですね。清掃範囲が違うだけで金額は変わるので、内容まで一緒に見るのが大切です。

2LDK・3DKの相場

2LDK・3DKのハウスクリーニングは、5〜8万円前後がひとつの目安になります。ファミリー向けの間取りになるため、水回りの使用感や床の汚れ具合が、料金に影響しやすいのが特徴ですね。


このあたりから増えてくるのが、「安い業者に頼んだけれど、仕上がりに不満が残った」という声です。作業量が多いにもかかわらず価格を下げすぎると、1部屋あたりにかけられる作業時間が短くなってしまうからです。特に2LDK・3DKでは、どこまで丁寧に手を入れてくれるかが仕上がりを左右します。


相場内であっても「なぜこの金額なのか」「どこまで対応してくれるのか」を説明してくれる業者を選びたいですね。金額だけで判断せず、作業内容と時間にも目を向けて選んでいきましょう。

2LDK・3DKで安い見積もりを見ると、逆に大丈夫かなって不安になります。

その感覚は大事ですね。この間取りは作業量が多いので、安さより作業内容と時間を見るのが基本です。

3LDK以上・戸建ての相場

3LDK以上や戸建てのハウスクリーニングは、8万円〜15万円以上と、相場に幅が出やすくなります。物件ごとの差が大きく、延床面積の広さや階段の有無、窓の数、玄関やベランダなど外回りの清掃範囲によって、作業量が大きく変わるからですね。


そのため、戸建てで極端に安い見積もりが出た場合は、「本当に家全体を対応してくれるのか」「清掃範囲が限定されていないか」といった点を確認しておきましょう。


一方で、金額が高めでも、作業内容や範囲が明確なら相場内というケースも少なくありません。この間取りでは、金額だけでなく何が含まれているかを見ることが大切です。納得できる内容かどうか、しっかり確認していきましょう。

3LDKや戸建てって、金額の幅が大きくて判断が難しいですね。

そうですね。この規模になると、金額よりも清掃範囲がどこまで含まれているかを見るのがポイントです。

清掃箇所別|部分クリーニングの相場


「全部は必要ないけれど、気になるところだけきれいにしたい」そんなときに選ばれるのが、部分クリーニングですね。清掃箇所ごとに料金差が出やすいため、ここでは箇所別の相場目安を整理します。

エアコン清掃の相場

エアコン清掃の相場は、1台あたり8,000〜15,000円前後が目安になります。一般的な家庭用の壁掛けエアコンであれば、この価格帯に収まることが多いですね。一方で、お掃除機能付きエアコンは内部構造が複雑なため、2〜3万円前後まで上がるケースも珍しくありません。


見積もりを見るときは、「お掃除機能付きかどうか」がきちんと反映されているか、必ず確認しておきましょう。もうひとつ注意したいのが、「簡易清掃」と「分解洗浄」の違いです。


相場より極端に安い場合、フィルターや表面だけの清掃で、内部のカビやホコリまでは対応していないこともあります。どこまで分解して、どこまで掃除してくれるのか。事前に確認しておくと、後からの後悔を防げますよ。

エアコン清掃って、安いところと高いところの差が大きいですよね。

そうですね。料金の違いは、分解洗浄までやるかどうかで変わることが多いです。

キッチン・換気扇の相場

キッチンのクリーニング相場は、単体で1.5〜3万円前後、換気扇(レンジフード)は1.2〜2.5万円前後が目安になります。セットで依頼されることも多い場所ですが、それぞれ料金が設定されるのが一般的ですね。


キッチン周りは、油汚れの蓄積具合によって作業時間が大きく変わります。使用年数が長い場合や、自炊の頻度が高いご家庭ほど、相場の上限に近づきやすい傾向があります。「安い=お得」と思いがちですが、注意したいところです。


短時間で表面だけを整える作業だと、数ヶ月でまた汚れが目立つこともあります。金額だけで判断せず、どこまで油汚れを落とす前提なのかを事前に確認しておきましょう。そのひと手間が、満足度の高い仕上がりにつながりますよ。

キッチンや換気扇って、安いところを選んでも大丈夫なんでしょうか?

内容次第ですね。油汚れは落とし方で差が出るので、どこまで対応するかを見るのが大切です。

浴室・トイレ・洗面所の相場

浴室クリーニングの相場は、1.5〜3万円前後が目安になります。トイレや洗面所は、それぞれ8,000〜1.5万円前後が一般的ですね。水回りの清掃で特徴的なのが、汚れの量よりも「質」で作業難易度が変わる点です。


水垢やカビ、石鹸カスの蓄積具合によって、同じ浴室でも作業時間や手間が大きく変わります。特に、長期間しっかり手入れされていない場合は、現地確認後に追加料金が発生するケースも少なくありません。


トラブルを防ぐためには、「どの程度の汚れまでが料金内なのか」「どんな場合に追加料金が発生するのか」この2点を、見積もりの段階で丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。事前確認が、安心して依頼するいちばんの近道ですね。

水回りって、後から追加料金が出ないか少し不安です。

不安になりますよね。汚れの状態と、どこまでが料金内かを事前に確認しておくと安心ですよ。

水回りセットの相場

キッチン・浴室・トイレ・洗面所をまとめて依頼する水回りセットの相場は、4〜7万円前後が目安になります。それぞれ単品で頼むより割安になることが多く、引越し前後や年末のリセット清掃で選ばれやすいプランですね。


一度に水回りをまとめてきれいにできるのは大きなメリットですが、注意したい点もあります。水回りセットといっても、含まれる作業内容は業者ごとに異なるからです。たとえば、換気扇が含まれるか、洗面所は簡易清掃なのか、鏡のウロコ取りまで対応するのかなど、細かな違いで満足度が変わってきます。


金額だけでお得かどうかを判断せず、何がセットに含まれているのかを必ず確認して比較しましょう。そのひと手間が、後悔しない依頼につながりますよ。

水回りセットって、やっぱり内容をちゃんと見た方がいいんですよね。

そうですね。金額だけでなく、何が含まれているセットなのかを確認するのが大切です。

部分クリーニングの相場まとめ【弊社調べ】

ここまで清掃箇所ごとの相場感を見てきましたが、「実際の見積もりでは、どのくらいの金額が多いのか?」と気になりますよね。


そこで、弊社が実際の見積もり事例をもとに独自に集計した部分クリーニングの費用相場を整理しました。下記の表は、極端に安い・高いケースを除き、現場で提示されることの多い価格帯を中心にまとめたものです。


清掃箇所費用相場
エアコン(壁掛け・お掃除機能なし)¥19,916
エアコン(壁掛け・お掃除機能あり)¥17,819
キッチン¥15,895
換気扇¥13,310
浴室¥15,820
洗面所¥8,571
トイレ¥8,926


実際の見積もりに近いデータなので、「この金額は相場内か?」「高い・安いと感じた理由はどこか?」を整理する判断材料になります。


※本本データは、弊社がハウスクリーニングに関する実際の見積もり事例をもとに独自集計した平均値です。地域や物件条件、汚れの状態により金額は前後するため、参考目安としてご活用ください。

なぜこんなに差が出る?ハウスクリーニングの料金が変わる要因


ハウスクリーニングの料金に差があると、「もしかしてぼったくり?」と不安になりますよね。ただ、実際には価格差の多くは条件の違いによって生まれています。


たとえば、汚れが軽いのか長年蓄積しているのか、作業が1人なのか複数人なのかでも、必要な時間や手間は大きく変わります。さらに、高圧洗浄機や専用洗剤を使うかどうか、地域ごとの人件費、下請け業者を挟んでいるかといった点も、料金に影響しやすい要素です。


大切なのは、「価格差がある=悪い業者」と決めつけないことですね。なぜその金額になるのかをきちんと説明できるのであれば、その差は相場内と考えて問題ありません。理由を確認しながら、納得できる業者を選んでいきましょう。

同じハウスクリーニングなのに、こんなに金額が違うのはなぜですか?

条件の違いが大きいですね。汚れ具合や作業人数、使う機材によって、料金は変わるのが普通です。

この金額は妥当?見積もりが「相場内かどうか」判断するポイント


見積もり金額だけで判断すると、思わぬ失敗につながりがちですね。大切なのは、その金額で「どこまで対応してくれるのか」を見極めることです。

見積もりで必ず確認したいポイント

見積もりを見るときは、つい金額に目がいきがちですが、それだけで判断しないほうが安心です。後から「聞いていなかった」とならないためにも、事前に確認しておきたいポイントがあります。


【見積もりで必ず確認したいポイント】

  • 作業範囲が明確に書かれているか
  • 料金の内訳が分かるようになっているか
  • 追加料金が発生する条件が説明されているか

このあたりがはっきりしていれば、見積もりの信頼度はぐっと上がります。逆に、「一式〇〇円」と金額だけが書かれている見積もりは注意が必要です。内容が曖昧だと、当日の追加費用や仕上がりの不満につながりやすくなります。


分からない点は遠慮せずに質問し、納得したうえで依頼しましょう。それが、トラブルを防ぐ近道です。

見積もりって、金額以外にもちゃんと見るところがあるんですね。

そうですね。作業範囲と内訳、追加料金の条件が分かれば、判断しやすくなります。

相場より高い/安い見積もりで注意したいポイント

見積もりを見て「相場より高いかも?」「逆に安すぎない?」と感じること、ありますよね。ただ、金額だけで良し悪しを決めてしまうのは少し危険です。まずは、その価格になっている理由を確認してみましょう。


相場より高めの見積もりの場合、次のような理由が考えられます。

  • 作業範囲が広く、細かい部分まで対応している
  • 仕上がりや洗剤・機材にこだわった品質重視の施工
  • 再清掃保証やアフター対応が含まれている

一方で、相場より安すぎる見積もりには、次のような見落としがちな注意点もあります。

  • 作業時間が短く、表面清掃が中心
  • 下請け丸投げで品質にばらつきが出やすい
  • 追加料金が発生する前提の価格設定

「高い=NG」「安い=お得」と決めつけず、作業内容と条件を見たうえで判断していきましょう。

ぼったくり・追加料金トラブルが起きやすいケース

ハウスクリーニングで「ぼったくりだった」「後から追加料金を請求された」というトラブルは、実はある程度パターンが決まっています。特に注意したいのは、契約前の説明が不十分なケースですね。


たとえば、現地確認をせずに金額だけを提示し、そのまま即決を迫ってくる業者。また、「やってみないと分からない」と言いながら、追加料金の条件をはっきり説明しない場合も要注意です。こうした状態で進めてしまうと、後からトラブルになりやすくなります。


反対に、見積もり段階で質問にきちんと答えてくれる業者は、比較的安心です。少しでも不安を感じたら、その場で確認しておきましょう。説明の丁寧さは、業者選びの大切な判断材料になります。

追加料金のトラブルって、事前に防げるものなんですね。

見積もりの段階で、説明が丁寧かどうかを見るだけでも、判断しやすくなります。

ハウスクリーニング費用を抑えるコツ


ハウスクリーニングの費用を抑えたいと思うと、「できるだけ安い業者を探そう」と考えがちですよね。ただ、安さだけを優先すると、仕上がりや対応に不満が残ることもあります。


大切なのは、質を落とさずに、無駄なコストだけを減らすという視点です。見積もりの内容を整理し、「本当に必要な作業は何か」を一度立ち止まって考えてみましょう。依頼のタイミングや頼み方を少し工夫するだけでも、金額は変わってきます。


【費用を抑えるための具体的なポイント】

  • 繁忙期(3〜4月)を避けて依頼する
  • 使っていないオプションを外す
  • 複数箇所をまとめて依頼する
  • 相見積もりは2〜3社に絞って比較する

「安くする」ことが目的ではなく、「無駄を省く」ことが結果的に費用を抑える近道ですね。内容と金額のバランスを意識して、納得できる形で依頼していきましょう。

費用を抑えるって、安い業者を探すことじゃないんですね。

無駄な部分を省くだけでも、内容を保ったまま、納得できる金額に調整できます。

相場を知った上で、後悔しない業者を選ぶコツ

ハウスクリーニングの業者選びは、どうしても金額に目がいきがちですよね。ただ、安さだけで決めてしまうと、「思っていた内容と違った」「対応に不満が残った」と後悔するケースも少なくありません。


相場を知ったうえで意識したいのは、説明が丁寧かどうか、そして質問にきちんと答えてくれるかという点です。この2つがそろっている業者は、作業内容や料金についても透明性が高く、トラブルになりにくい傾向があります。


初めて依頼する場合は、

  1. 相場を把握する
  2. 複数の見積もりを比較する
  3. 作業内容を確認する

という流れを意識して進めてみましょう。


焦らず一つずつ確認していけば、納得して任せられる業者に出会いやすくなりますよ。

相場を知ってから選ぶだけで、安心感が全然違いますね。

説明の仕方や対応を見ると、信頼できるかどうかが分かりやすくなります。

ハウスクリーニングの相場に関するよくある質問(FAQ)

Qハウスクリーニングの相場より安い業者は大丈夫ですか?
A必ずしも問題とは限りませんが、注意は必要です。作業範囲や作業時間が限定されていないか、追加料金の有無を確認しましょう。
Q見積もり後に断っても失礼になりませんか?
A問題ありません。見積もりは比較前提のため、内容や金額に納得できなければ断ってもマナー違反にはなりません。
Qハウスクリーニングは在宅と空室で料金が違いますか?
Aはい、違うのが一般的です。空室のほうが作業しやすく、在宅清掃よりも安くなる傾向があります。
Q見積もり後に追加料金が発生することはありますか?
A条件によっては発生することがあります。信頼できる業者は、追加料金がかかるケースを事前に説明してくれます。
Q相場を知っていれば、ぼったくりは防げますか?
Aかなり防ぎやすくなります。相場を把握していれば、高すぎる・安すぎる見積もりに気づきやすくなります。

まとめ

ハウスクリーニングの相場を知ることは、「安くするため」ではなく、納得して依頼するための準備ですね。相場を把握しておけば、見積もりを見たときに「高すぎないか」「安すぎて不安じゃないか」「内容に見合っているか」を落ち着いて判断できます。


金額だけで決めず、作業内容や説明の丁寧さにも目を向けることが、後悔しない依頼につながります。ぜひこの記事を、見積もり比較や業者選びの判断軸として活用してみてください。